食器洗い乾燥機(以下、食洗機)は生活必需品ではないですが、最近問い合わせが増えている家電の1つです。
食洗機を購入、設置するメリットは主に節水、手洗いより綺麗に洗える、自分で洗う手間がないという3点です。
食洗機を使うことで約60%近く節水になると言われ、手洗いより高温の温水で洗うことで油汚れなどが手洗いより綺麗に落ちます。
店舗で新規購入検討される方は自分で洗わない楽さを目当てに検討される方が多い印象です。
食洗機にはビルトイン(埋め込み型)と据え置き型があります。

今回は設置が簡単な据え置き型で紹介します。
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取り付け、設置について
食洗機を買おう!と思い立ったらまず設置できるかどうかを確認する必要があります。
設置の際、主に注意しないといけない点は以下の2点です。
設置スペース
設置場所の幅や奥行きはもちろんですが排熱に必要なスペース(上方など)も確認が必要です。
扉がどのように開くかも考えて設置場所や機種は選ぶ必要があります。
また排水や後述の給水の兼ね合いでシンクが近くに無いと設置は困難になります。
電源の確保も必要なのでキッチン周りにコンセントがあるかどうかも重要です。

単身用のお部屋などキッチンが狭いと設置できない場合が多いです。
給水方法
食洗機は水を使うため本体に何らかの方法で給水をする必要があります。
主な給水方法は分岐水栓型、タンク型の2種類です。
分岐水栓型は蛇口にパーツ(以下、分岐水栓)を取り付けてホースを介して給水します。
メリットは給水口を開けておけば自動で給水されるので、自分で水を入れる必要が無いことです。
デメリットは事前に水栓工事をする必要があるところです。
一戸建てなどで事前に分岐水栓をつけている場合は工事不要で設置できます。
集合住宅の場合は工事不可の場合が多いので設置ができない場合も多いです。
新規取り付け工事の際は蛇口の品番から対応の分岐水栓を確認し取り付けを行います。
この際、特殊な蛇口形状の場合や工事業者によっては取り付けができないこともあるようです。
分岐水栓は以下のサイトで検索できます。(パナソニック株式会社のHPへ移動します)
タンク型は本体内部のタンクに水を注いで使用できる機種です。
メリットは分岐水栓工事が必要ない為、場所があればどの家庭でも設置可能です。
デメリットは毎回の給水の手間と分岐水栓型に比べると小型の機種が多いのであまり食器が入らないことです。

購入前に必ずキッチン周りを確認しましょう。
おすすめ機種紹介
NP-TZ500
洗剤の自動投入が付いているため毎回の洗剤投入の手間すらも無く、おまかせコースで汚れの度合いに応じて、洗剤投入量の調整や洗い方の調整なども勝手にしてくれます。
ナノイーも搭載の為、乾燥後しばらく放置してしまう場合でも清潔に保てます。
NP-TSP1
分岐水栓不要なタンク式。本体サイズもNP-TZ500より小型で、扉も上方向に開くリフトアップ型のため省スペースで設置したい方や今までのサイズでは設置できなかった方におすすめです。
また、別売のホースで分岐水栓型に変更することも可能です。
NP-TML1
一人暮らし向け食洗機。幅310×奥行き225×高さ435(mm)とかなりコンパクトな為、単身者向け物件でも置きやすいです。
タンク式なので水栓工事も不要です。
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購入前の注意点
高温の温水で洗う為、耐熱性のない食器など食洗機対応でない食器は使用できません。
また、軽い食器や小さい食器など水圧で飛びやすい物は使用できない場合があります。
また、洗剤は専用の洗剤を使用する必要があり、普通の食器洗い洗剤は少量でも使用できません。大量の泡が発生し、水漏れや故障等のトラブルが起きる可能性があります。

食器も洗剤も必ず食洗機対応の物を使いましょう。
最後に
食洗機を使うと毎日の面倒な洗い物から開放され、自分の時間や家族との時間をより楽しむことができると思います。
いいものを買おうとすると多少金額はかかりますが、暮らしと心を豊かにするために設置を検討してはいかがでしょうか?
読んで頂きありがとうございました。
