年末が近づいて来ると掃除機コーナーに足を運ぶ方も増えてきます。
お話をしてみると、
種類がありすぎて何がいいのか分からない、
そもそも何を基準に選ぶのか分からないという方も多いです。
以前購入した際に、ゴミが吸えれば何でもいいと思って買ったが、
吸引力が悪い、使い勝手が悪い、手入れが面倒などといった不満を抱えている方も多数いらっしゃいます。
購入後、めんどくさい掃除を少しでも快適にできるように自分の使い方に合った掃除機を選びましょう。
今回は掃除機を選ぶ際にチェックすべき基本的な項目をご紹介します。
カタログ等で吸込仕事率という名称で記載されています。単位はワット(W)。
測定は本体にゴミが溜まっていない状態で、ホースとパイプを付け、その先端に測定器具をつけて測っているそうです。
つまり、ヘッド(ブラシ)を付けていない状態で測っているので絶対的な数値ではなく、
あくまで参考値で、実際はヘッド(ブラシ)の性能と合わせてどれだけゴミが取れるかは変わります。
また、コードレス掃除機はバッテリーの状態で数値が大きく異なるため、記載されてない場合が多いです。
性能の良い掃除機ほど数値は低いことがほとんどなのであまり気にしなくていいです。
本体に取り付けた紙パックにゴミが溜まっていく方式です。
紙パック交換サインが表示されたら(ゴミが溜まったら)紙パックを取り外して新しい紙パックに取り替えます。
紙パック交換サインについて、よく勘違いされている点
誤】ゴミが満タンになったら光る
正】ゴミで空気が通らなくなったら光る
例として、ビニールや紙など大きくて通気性の悪いものを吸った場合は早く交換サインが出ます。
定期的な紙パックの購入コストはかかりますが、紙パックを変えるだけで本体の手入れがほとんど不要なため手間は少ないです。
本体に装着されたケース(ダストケース)に直接ゴミが溜まっていく方式です。
紙パック購入によるコストがかからない反面、
ダストケースやフィルター清掃などの手入れが必要など手間は少し増えます。
手入れを怠ったり、誤った手入れは性能の低下に繋がるため注意しましょう。
手間を取るかコストを取るかで考えましょう。
主に吸い込みによる空気の動きで回転するブラシです。
ブラシが回転する力は強くないため、
ゴミを掻き出す、絡め取る、叩き出すといった効果は乏しいです。
モーターの力で回転するブラシです。
ブラシの回転が強いため、
ゴミを掻き出す、絡め取る、叩き出すといった効果が高く
集塵力があります。
また、回転の力でヘッドが前に進む(自走式)ので軽い力で掃除できます。
特に理由がなければモーターブラシ一択で考えていいです。
運転時、コンセントにコードを差して使用する方式。
コードが届く範囲でしか掃除ができないため煩わしさや、コードの抜き差しによる手間を感じる場合もありますが、運転時間を気にせず掃除ができます。
バッテリーを充電して使用する方式。
運転時はコード無しで使用できるためより手軽に掃除ができます。
バッテリーの性能によって運転時間に差があり、
強運転時は極端に運転時間が短くなるため購入時は確認するようにしましょう。
また、経年劣化で充電持ちが悪くなっていくため、バッテリーが交換可能な機種のほうが長く使えます。
1回の掃除時間がどのくらいかかるかで選びましょう。
THE掃除機!
昔からある掃除機なので誰もが一度は見たことがあると思います。
自分の周辺にコロコロと引き回して使うため狭い範囲での掃除は不向きです。
平均重量は2〜3kg程で多少重たくなりますが、紙パックやダストケースが大きいため
ゴミ捨て回数は少なくすみます。
MC-JP870K-W パナソニック 紙パック式クリーナー コード式 自走式パワーブラシ ホワイト 【掃除機】 Panasonic [MCJP870KW] 価格:44130円 |
Panasonic(パナソニック) サイクロン式キャニスター掃除機 MC-SR42K-A [サイクロン式] MCSR42K 価格:45610円 |
主に充電式で手軽に掃除をしやすいように軽量なタイプも多く、平均重量は1〜2kg。
紙パックやダストケースはかなり小型になるためゴミ捨て回数は多くなります。
日立 PKV-BK50L V コードレススティッククリーナー ライトラベンダー PKVBK50L V 価格:60500円 |
価格:71980円 |
基本的にはホースやパイプが無く、小型で軽量。
付属品が豊富な機種も多く、細々とした掃除がしやすい機種。
パイプがないため床掃除には不向きです。
ルンバでおなじみの自動掃除ロボットです。
最近はよりセンサーが優秀になり、しっかりと障害物を回避してくれたり、アプリ設定による掃除エリアの指定なども可能です。
また、水拭き搭載機種やゴミの自動収集機能付きも増えています。
価格:109697円 |
【推奨品】Roborock QR52-04 Q Revo(黒) 4way全自動ドックQ搭載 ロボット掃除機 価格:87880円 |
手軽さからスティッククリーナーが人気です。
より楽したいならゴミ自動収集機能付きのロボットクリーナーがおすすめ!
コードレス掃除機が普及してから掃除機の種類もかなり多くなりました。
よほどこだわりがない場合は、
- サイクロン式
- 充電式
- スティッククリーナー
上記3点を押さえた機種から選ぶと比較的失敗はしにくいかな、と思います。
ちなみに私はシャークのロボットクリーナーを使っています。
気に入っている点はブラシの密度が高いため、フローリングの拭き取り効果が高く、髪の毛やペットの毛も絡まらないところです。
皆さんも掃除機の特徴や自分の掃除スタイルを考えて
自分の使い方に合った掃除機を見つけてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!